Q、アレルギーが出やすい金属とは?真鍮?銅?銀?

A、金属アレルギーはなりやすい、なりにくいというだけで、

金属である限りどの金属でもなり得ます。

よく言われているのが、人間の汗と金属が接触して化学反応で

アレルギーが起こるようです。

既製品の腕時計やバングルなどのアクセサリーで

メッキコーティングがされていても汗で溶けたり、

小傷でメッキが剥がれたりでもアレルギー症状は起こります。

メッキを厚くかけたとしても厚さ1㎜無いので、メッキがしてある指輪を付けていたとしても

ドアノブやスプーンを持っただけで傷がつき、そこから腐食していく、という感じですね。


シルバーアクセサリー手作り体験教室では、

体験に使用する金属にSILVER950を使っています。

SILVER950とは、95%の銀と5%の銅を使用しています。


アレルギーが出やすい金属といえば、真鍮(brass)、銅、ニッケル、などのホームセンターやアクセサリーショップで安価で手に入れることが出来るアクセサリー素材です。


銀は柔らかく加工しやすいですが、純銀では柔らかすぎる為、硬い素材である銅を入れて

強度を高めています。

SILVER950はアレルギーが出やすい素材の銅を使っていますが、銀の割合が多い為、

アレルギー症状は出にくいとされています。

一般的に販売されているSILVER925(sterling)よりSILVER950銅の割合が少ないのでそういった心配も小さいかと思います。

ですが、金属に対して何かしらのアレルギーをお持ちの方は、体験をお控えください。


ステンレスやチタンなどアレルギーフリーの素材もあるのですが、加熱しても硬い為、加工には不向きというのが残念な所です。


追記

銀にはアレルギーは無いけど、銅にはアレルギーがあるという方は早めにご相談ください。

指輪に限り、体験教室で特別に純銀を使用出来るように致します。